岐路に立つ「ホワイトボックス」PCメーカー--ノートPC人気が落とす影

2007年11月14日水曜日

ノートPCの人気が高まっていることは、ホワイトボックス製造の将来にとって大きな問題をはらんでいる。比較的規模の小さいPCメーカーは、大手メーカーほど容易にはノートPC市場に参入できない。ディスカウント価格で購入できる供給過剰のパーツは小規模メーカーにとって欠かせないものだが、特定のノートPCのモデルを対象としたパーツばかりが増える傾向にあるからだ。
PC市場における経済性は特に大手企業にきわめて有利に働くことから、おそらくホワイトボックス市場はさらに下降し続けていくものと思われる。Intel やAMDから製品を注文する場合、大量に購入する企業ほど得られるディスカウントの割合は大きくなる。小規模のPCメーカーで同じような取引ができる見込 みはない。

source CNET


ホワイトボックス市場がノートPCではうまく機能しないというのは同感。
現状ではノートPCは各社独自の仕様で製造され、あまりパーツの標準化が進んでいないからだ。

もともとホワイトボックス市場というのは

  1. 市場価格の下落した標準化されたパーツを組み合わせて、有名メーカーと同程度の性能を持ったPCを安く売る
  2. 標準化されているが発売されたばかりの最新パーツを組み合わせて、有名メーカーがまだ発売していない高性能のPCを売る
のどちらかからしか利益を得ることができないような市場構造になっていた。
標準化されていて組み合わせしやすいというのが大前提なのだ。ノートPCではまずこれが不可能。

しかし、最近はデスクトップPCも一体型への人気が高まり、標準化されたパーツを流用しづらくなっている。この流れはこれから数年間は続くだろう。

とするとこれから数年間、ホワイトボックス市場は冬の時代を迎えることが予想される。

秋葉原にあるパーツショップはホワイトボックスであるオリジナルPCの販売でかなりの利益をあげているところも多いから、ひょっとするとタダでさえ少なくなったパーツショップの統廃合が更に加速するかもしれない。

投稿者 TAOMAN 時刻: 1:59  

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